☆当オークションページをご覧頂きましてありがとうございます。 希少コレクションの放出になります！宜しくお願い致します。 INTERNATIONAL WATCH CO SCHAFFHAUSEN Caliber 88 Seventeen (17) jewels Adjusted To three (3) Positions 1946年から1964年にかけて製造されたIWC movement cal.88です。 IWCの手巻きスモールセコンドMove Cal.83の後継機Cal.70をベースにしてCal.88 (スモールセコンド) と、Cal.89 (センターセコ ンド) の2機種が製造されました。 Cal.89は1976年にかけて220200個というとてつもない数が製造されIWCの基軸Moveとなりましたが、スモールセコンド仕様 のCal.88は1964年までの18年間でわずか37200個しか製造されておらず両者を比較した場合、製造個数が圧倒的に少ない希少性 の高いMovementです。 Cal.83 ( 製造個数68400個 )では稀に17石モデル「通称 蓋石83」を見かけますが、元々製造個数が少ないCal.88の中でも、今回 出品の機械は、「蓋石83」と同じくガンギ車ブリッジ側の軸石に蓋石を追加した17jewels 3pos高級特別仕様でして、市場の流通量 が極めて少なく希少個体であり、IWCコレクターでも見る機会の少ないレアピースである事を御理解頂けるかと思います。 そんなMovement の分割されたブリッジにはそれぞれSEVENTEEN(17)JEWELS ADJUSTED TO THREE (3)POSITIONSと刻印され、テンプを受けるブリッジには R ( retard ) A ( avance ) の仏語表記では無くS ( slow ) F ( fast )と英語表記で又、XOTとスイスコードが刻印されている事からexport versionの個体であると思われます。 serial number 115####から1948年製造になります。 この機械は、当方が所有しております時計の修理目的の為、ドナーとして購入し保管しておりました個体になります。使う事が無い まま必要では無くなりましたので、コレクション整理をかねて他のIWCコレクターの方にお譲りしようと思い出品致しました。 現状不働品ですが、機械を水平に持ち回転方向に揺すりますと、数回はテンプが振れます。写真で確認出来ますように、ひげゼンマイが押さえから外れているように見えます。また、時計ケースや文字盤、針なども御座いませんので、ジャンク扱いという認識で、お手持ちの時計の修理部品、流用部品などにご使用頂ければと思います。 写真でもご確認頂けますように、機械には経年によるメンテナンス傷は見えますが、ブリッジには十分な輝きがあり綺麗な状態です。角穴車、丸穴車の表面には、若干の錆が見えますが、いずれもOH等で磨けば、除去出来る浅い痛みかと思います。 個人的な主観にはなりますが、経年変化の少ない非常に良いコンディションの個体ではないかと思います。 ★ アンティーク・ビンテージ製品の性質を十分にご理解の上、最低限の知識を持った上でのご入札をお願い致します。トラブル防止 の観点から、基本的にNC、NRにてお願い致します。写真の機械台は商品に含まれておりません。 ★ オークション終了後、2日以内の御連絡、その後3日以内に御入金頂ける方のみ御参加ください。 ★ 発送は丁寧に梱包の上、精密機器扱いで佐川急便にてお届けしたいと考えております。 ★ 平日は質問回答や取引連絡などが遅れる事が御座います。出来る限り敏速に対応致しますが御連絡など夜間になる事が御座います 事をご了承下さい。